2012年06月03日
【第20号】機材の話~その8(ケーブル)George L's 155 & 255
(155 Red)
前回はGeorge L'sの155を中心に据えて、色々とケーブルの比較をしていこうとお話した。そのGeorge L'sはケーブルの色が「赤」「黒」「紫」「黄」等々多種用意されているのだが、色による音質変化はないという話があったり、「赤」がもっとフラットで「黒」はロック向きだなどと、WEB上では答えが判然としない。
そこで、我がGeorge L's 155の「赤」と「黒」をまずは比較することとした。155の径は3mm。
(155 Black)
早速試してみた。
??? 色によって音質が変わらない、というのは嘘だな、絶対、多分、きっと。
「赤」がフラットだとすると「黒」は明らかにTreble30%増しだ。(30%増しは大袈裟だがそのくらい印象が異なる。)
う~ん、今まで真面目に取り組んでいなかったので気がつかなかったが、同じGeorge L'sでも、ここまで音が違うとはね~、クリビツ。
(255 Red)
さて、そこでさらに検証を進めるために登場したのが同じくGeorge L'sの太いモノ、255だ。このケーブルは155より2mm太い。5mm。
まずは赤。当然、155より音が太くなると考えるのが普通だ。
おおっ!やはり。155赤がフラットだとすると155黒はトレブルが30%増量。そして、さらに255赤は155黒の中域がググッ!と持ち上がって、期待通り、音が太くなって、パワーアップ。
こういう感じで予想通りの答えが出てくるのは案外嬉しいもんだ。ということで、今までの検証を総合すると、以下の通り。
①音の太さで言うと・・・
Geroge L's 255 Red > George L's 155 Black = George L's 155 Red > Ex-Pro
②シングルトーンの良さでいうと・・・(高音がキラキラしている感じとでも言うのかな・・・)
George L's 155 Black > Geroge L's 255 Red = George L's 155 Red > Ex-Pro
ひとまずこんな感じ。
次回は255黒とSurf CleanというNew Faceを登板させよう。
♪
石原守次郎
Posted by ishiharamorijiro at 09:18│Comments(0)
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