【第91号】Live Info. 19 樺里美 with 山田鳥夫 Standard Night@Groove

ishiharamorijiro

2017年09月16日 13:22



台風一過。宮古・石垣の方々は大変でしたね。お見舞い申し上げます。
台風がひとつ一つ過ぎていくと徐々に涼しくなるのが通例だと思うのだけど、少しは涼しくなっているのでしょうか?

さて、今月もう1本のライブのお知らせ。

樺里美(かりみと読む)と山田鳥夫でジャズのスタンダードに取り組みます。ほんと、まさに取り組む!という感じだろうな。
樺里美は、もうあらかた30年くらい前だろうか、國場幸順率いる「六人組」というバンドでヴォーカルをやっていた頃、その歌を聴いて、不思議な魅力を感じた。六人組はメジャーデビューする寸前まで行ったようだが、色々あったようで解散。
その後、しばらくの時間を置いて、2001年くらいかな「10行」(じゅうぎょう、ではなく、じゅごう、と読むらしい)というアジア系ポップをやるバンドを作って活動していた。あまり深く追っかけていた訳じゃないので、どういう事情だったのかは音沙汰聞かなくなった、という感じだった。

で、なぜ山田鳥夫とやるのか?ということなのだが、山田鳥夫でベースを弾く安田陽が10行でベースを弾き、曲を提供していたという関係が土台。

いつだったか、山田鳥夫のライブが終わったあと、雑談しながら女の子のヴォーカルものもやりたいね~みたいな話になって、「そう言えばみゆき(樺里美のことね)、今どうしてんだろうね~?」ということになり、安田陽が連絡してみる、ということに相成った。早速、コンタクトが取れ、「長いこと歌ってないな~どうしようかな~、ん~、じゃ~ならし運転的にスタンダードでも歌ってみようかな~?」ということで、しばらく行動を共にしてみましょうか、という経緯である。

正直、樺里美の声や歌い回しはジャズ的なフォーマットからは外れているけど、あ~これはこれでユニークかもな~とバックでギターを弾きながら思っている。個性的だからね、彼女は。歌い方などをジャズ的フォーマットに合せるではなく、自分の個性の側にジャズネタを持ち込んでくる、という感じがちょっと新鮮。

ということで、樺里美with山田鳥夫でスタンダードやりますので、ぜひ、お出で下さい。
まだまだこなれていなくて、ガチガチかもしれないけど、それも面白いとは思います。

それでは
9月24日・日曜、19時開始、浦添GROOVE
へお出でませ。


石原守次郎

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